彼の前では。

誰にも言ったことがないことまで

言えてしまう魔法。

でも最後の一言は言えない。

 

涙止まらないなぁ、今日。

どうにもならないなぁ、今日。

 

今は支えられない。って

一生無理なことだよ。

どんなに望んでも手に入らない。

 

それでも会いたい。

あなたを愛してる。

世界はいじわるだ。

何もしがらみがなかったら

私たちは出会えなかったのだろうか。

君が、君である限り、

報われない恋。

 

僕にできることはそんなにないかも知れない。でも大事に思ってることはわかってほしい。

 

客観的に聞いたら、

ただのずるい男だ。

 

でも主観的な私は、

ただそれでも嬉しいと思う気持ちを

止められない。

 

昔から都合のいい女と言われてきた。

このポジションが私の普通。

好きな男に尽くして不幸な方が、

好きでない男に尽くされて生きるより、

リアルなんだ。

 

最悪なのは、私だ。

ただのわがままだ。

わかってる。そんなこととっくに。

頭ぽんぽんはずるいです

背の高い君から、

見上げるわたしの頭を

ぽんぽんって。

これはだめでしょ。

それだけで泣きそうで。

しかも人前で。

ワインのせいにして。

あなたがわたしに触れる。

肩を抱く。

 

友達の子に、

2人は結婚してるの?と聞かれて、

胸が痛みつつ否定する2人。

今度、子ども連れて来るよと彼。

切ない瞬間。

 

そうわたしたち2人は、

他の人と結婚していて、

わたしたち2人が結婚しているわけではない。

 

好き合っていても

かたちにはならないわけで、

圧倒的に社会的に不利で

それでも一生そばにいるって

気持ちだけは、心だけは。

 

頭ぽんぽんはズルいよ。

君が優しいから。

勘違いしてしまうよ。

君がいてくれたら、

それだけで幸せだけど。

君はわたしの夫でも彼でもない。

君には大切な人が他にもいて

わたしは1つのパートでしかない。

打算的に扱われてるのは

わたしなのかも知れないね。

それでもいいから

君のそばにいて、君の役に立ちたい。

優しいあの人に。

それが、たとえ、仕事と仕事と仕事のためでも。

今は誰かに守られたい。

仕事でもいいから、そばにいてほしい。

会いたい。会いたい。会いたい。

毎日会っていても、会いたい。

 

あなたの特別でありたい。